Trademark & License
「マーケティングトレース」商標とライセンスのご案内
マーケティングトレースは、2018年から多くの方々の手で育てられてきた学習の言葉です。
私たちはこの言葉が「閉じる」より「正しく広がる」ことを大切にしています。同時に、意味が曖昧になり、学習の質が損なわれてしまうことは避けたいと考えています。
そのために、「商標として登録する(出所の混乱を防ぐ)」ことと、「クリエイティブ・コモンズで非商用での自由な利用を認める(学びを開く)」ことを、セットで運用しています。
このページは、商標を盾にして使用を制限するためのものではありません。「どう使ってもらえると、みなさんも私たちも気持ちよく続けられるか」をガイドラインとして共有するためのページです。
1. 商標の基本情報
| 商標 | マーケティングトレース/Marketing Trace |
|---|---|
| 出願番号 | 商願2020-125589 |
| 権利者 | 黒澤 友貴(個人) |
| 関連事業者 | 株式会社なぞる(代表取締役 黒澤友貴) |
| 区分 | 第41類(教育・研修・セミナーの企画運営等) |
2. 商標化の考え方
黒澤が「マーケティングトレース」を商標として保有しているのは、この言葉を独占するためではありません。
私たちは、次の3つを目的として、商標として整理しています。
言葉の意味を守る
学習の方法論としての「マーケティングトレース」が、表面的な事例紹介や、成果保証型のコンテンツに置き換えられていくことを避けたい、という意図です。
コミュニティへの敬意
2018年から1万人を超えるみなさんが、それぞれの現場でトレースを続けてきました。その積み重ねが「ただの一般名詞」として消費されていくことを、コミュニティへの敬意の側から保ちたいと考えています。
責任の所在をはっきりさせる
商標化することで、「この言葉について最終的に責任を持つのは黒澤友貴である」と外部からも見えるようにしています。
商標化は、「自由に使えなくする」ためではなく、「長く使い続けてもらえるようにする」ためのものだと、私たちは捉えています。
3. クリエイティブ・コモンズによる「非商用は自由」の原則
商標を登録していても、学習・研究・発信のためにこの言葉や教材を使うことを難しくはしたくない。
この考えを明確にするため、なぞる/黒澤が制作・公開している教材・記事・図解については、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC BY-NC 4.0(表示 — 非営利)を採用しています。
3-1. 一言でいうと
商用利用でなければ、自由にお使いください。(その際は「マーケティングトレース/黒澤友貴・株式会社なぞる」と出典を表示してください)
3-2. ライセンスの3条件
| BY(表示) | 出典(「マーケティングトレース/黒澤友貴・株式会社なぞる」とリンクURL)を明記してください |
|---|---|
| NC(非営利) | 商用利用には別途許諾が必要です(詳しくは「5. ご相談いただきたい範囲」) |
| 改変 | 改変・再配布・引用は自由です(CC BY-NCはSAやND条項を含まないため、改変も二次配布も可能) |
3-3. このライセンスの対象
- なぞるサイト上で公開しているマーケティングトレースのワークシート
- noteで公開している記事・図解・スライド
- SpeakerDeck で公開しているワークショップ資料
- マーケティングトレースの方法論を説明する画像・ダイアグラム
3-4. このライセンスの対象外
- 「マーケティングトレース/Marketing Trace」という商標そのものの使用(商品名・サービス名・コース名・組織名としての使用)
- ロゴマーク・ワードマーク(商標は CC ライセンスの対象になりません)
- 書籍『マーケティング思考力トレーニング』『マーケター1年目の教科書』本文の転載(出版社の著作権が関わるため、フォレスト出版の許諾も必要です)
- 第三者の権利(写真の被写体・引用元の企業ロゴ等)が含まれる素材
3-5. なぜCCを採用したか
「言葉の意味を守る(商標)」と「学びを開く(CC)」は、両立できるはずだと考えています。
商標は、商品・サービスとしての出所の混乱を防ぐためのもの。CCライセンスは、学習・研究・発信のための共有を促すためのもの。
役割が違う2つの仕組みを組み合わせることで、コミュニティの中で言葉が育ち続けながら、商業的な誤用・独占の試みからは守られる、という構造を意図しています。
4. 自由にお使いいただける範囲(CC BY-NC で許諾済み)
以下については、CC BY-NC 4.0 の枠内で、個別の許諾なくご利用いただけます。出典を明記いただければ、改変・引用・再配布も自由です。
4-1. 学習・研究・発信
- 個人での学習・社内勉強会で「マーケティングトレース」を実践する
- noteやブログで「#マーケティングトレース」のハッシュタグを付けて発信する
- SNSで他社の戦略をトレースした内容を投稿する
- 学校・大学・大学院の授業・研究の場で、学習方法として紹介・引用する
- 非営利の勉強会・読書会・コミュニティで取り上げる
4-2. 書籍・記事・登壇での言及
- 書籍・記事・登壇資料の中で、出典を明記したうえで言及・引用する
- ワークショップや授業の中で、参考にした学習方法として紹介する
- 公開教材・スライドを、出典を明記したうえで改変・翻案して使う
ただし、書籍・有料記事・有料登壇のように収益を伴う媒体での主たる題材として扱う場合は、商用利用(5章)に該当する場合があります。媒体・規模・扱い方によって判断が分かれるため、迷う場合はお問い合わせください。
4-3. 出典の書き方(推奨)
文中で言及いただく場合、以下のように記載いただけると読者にとって正確に伝わります。
マーケティングトレース/黒澤友貴・株式会社なぞる
https://www.nazoru.jp/knowledge/marketing-trace
(CC BY-NC 4.0)
書籍からの引用の場合は、書誌情報を併記いただけると助かります。
出典:黒澤友貴『マーケティング思考力トレーニング — 戦略の引き出しを増やすマーケティングトレース』(フォレスト出版、2020年)
書籍本文の転載は、CC BY-NCの対象外です(出版社の著作権が関わるため)。引用の範囲を超える場合はフォレスト出版にもご相談ください。
5. ご相談いただきたい範囲(CC BY-NC の対象外)
次のような使い方をご検討の場合は、事前にご相談ください。ほとんどの場合、目的をお伺いしたうえで前向きに進められればと考えています。
5-1. 商用利用(NC条項により別途許諾)
- 「マーケティングトレース」「Marketing Trace」を商品・サービス名の一部として用いる
- 有料の研修・講座・教材の名称として用いる
- 法人向けに「マーケティングトレース研修」「マーケティングトレース講座」等を提供する
- 「マーケティングトレースを採用した」「公式の」「認定の」といった表現を伴って提供する
- 有料媒体(書籍・有料note・サブスクリプション講座 等)でマーケティングトレースを主たる題材として扱う
5-2. ロゴ・ビジュアル要素の使用
- 「マーケティングトレース」のロゴマーク・ワードマークを資料・サイトに掲載する
- 株式会社なぞる、もしくは黒澤友貴のロゴ・写真を掲載する
商標とロゴは CC ライセンスの対象外です。非商用であっても、使用イメージをご共有のうえご相談ください。
5-3. 派生・連携の企画
- マーケティングトレースを応用した独自プログラム・カリキュラムの設計
- マーケティングトレースをテーマにしたイベント・コンテストの主催
- マーケティングトレースAIなど、なぞるが提供するツールを組み込んだサービス開発
6. お控えいただきたい使い方
以下については、商用・非商用を問わずご利用をお控えください。これは「禁止」というより、コミュニティが積み上げてきた意味を損なわないためのお願いです。
6-1. 出所の誤認を招く使い方
- 黒澤友貴・株式会社なぞると提携・監修関係にあるかのような表現(例:「公式」「認定」「監修」「協力」と無断で記載する)
- 「マーケティングトレース」を冠した法人名・サービス名を、なぞる/黒澤の関与なしに登録する
- 自社の独自手法であるかのように「マーケティングトレース」の名称で講座を販売する
6-2. 意味を歪める使い方
- 「マーケティングトレースを使えば必ず◯%売上が伸びる」といった成果保証型の表現
- 「勝ちパターン」「再現性のあるマーケティングトレース」など、方法論の前提(文脈に応じた解釈を大切にする姿勢)と矛盾する表現
- 特定の企業・人物・地域を不利に扱う目的でのトレース(事例の使い方として)
6-3. 第三者の権利を侵害する使い方
- 他社の登録商標・著作物・肖像権・プライバシーを侵害する形でのトレース公開
- なぞるが配布していないワークシートを、なぞる作のように表示すること
7. 大切にしている考え方
ガイドラインを箇条書きで並べると、どうしても「許可・不許可」の話に見えてしまいます。そのうえで、商標とライセンスについて大切にしている考え方を、最後に共有しておきます。
言葉を、長く育てる
「マーケティングトレース」は8年かけて育ってきた言葉です。短期で消費されてしまうのではなく、10年後にも参照されている学習の言葉であってほしいと考えています。
8. お問い合わせ窓口
ご相談・ご質問は、以下の窓口までお寄せください。内容によって、代表・黒澤からご返信する場合があります。
ご相談の際は、以下の情報を添えていただけるとスムーズです。
- ご連絡者・組織名
- 利用を検討している場面(例:自社サイト、研修、書籍、サービス名 など)
- 想定している表記・ロゴの使用有無
- 公開・開催の時期